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2023年6月10日土曜日

プチ会津旅行2日目その弍(伊佐須美神社)

前回、羽黒山湯上神社からの続きです😄

ホテルをチェックアウトし、子どもが遊びたいとの事で嫁様たちは複合遊具施設へ

遊んでいる間、自由にしてて良いとのことで、喜び勇んで目当ての神社へ⛩

福島県大沼郡会津美里町字宮林甲4377に鎮座する『伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)』のご紹介です

延喜式神名帳で名神大社に列し、旧社格は国幣中社、会津総鎮守社であり、岩代國一宮でもあります

御祭神は伊弉諾尊、伊弉冉尊、大毘古命(おおひこのみこと)、建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)で、四柱の大神を伊佐須美大神と讃え奉っています

御由緒として、古代、崇神天皇が派遣した四道将軍のうち、北陸道を鎮撫した大毘古命と、東海道を平定した息子の建沼河別命が福島と新潟県境の御神楽嶽で行き会い、伊弉諾尊と伊奘冉尊の祭祀の礼典を挙げ、国家鎮護の神として奉斎したことに始まるそうです

また、会津の地名は古くは「相津」と呼び、この親子の出会いから会津と言う名で呼ばれることになったそうです

その後、博士山、波佐間山と鎮座地が遷り、欽明天皇十三年(552)に高田南原に遷り、同二十一年(560)に現在の宮地に鎮座します

古くから奥州二宮としても崇敬されています

また、伊佐須美神社は社殿の焼失と再建を繰り返しています

文亀三年(1503)に火災で焼失し、永正十一年(1514)、蘆名盛舜が再建

延宝二年(1674)、保科正経により社殿改修

天明三年(1783)、火災で消失

寛政元年(1789)、松平容頌により本殿、幣殿が再建され、翌年以降に拝殿、西門、宝蔵等が再建される

文化九年(1812)、火災で消失

文政三年(1820)、再建

明治元年(1868)、戊辰戦争の兵火で御旅所、柵門等が消失

明治三十年(1898)、火災で消失

明治三十一年(1899)、火災で社務所、南門等が消失

明治三十二年(1900)、社殿再建

平成二十年(2008)10月3日、火災で拝殿、授与所が焼失、同年10月29日にも火災で本殿、神楽殿、神饌所などが全焼

現在は仮社殿が旧拝殿の位置に建てられ祀られている

度々の火災は大変なことですが、その都度再建されているのも崇敬の厚い神社である事が伺えます🙂


さて、神社です

訪れた日は結婚式の真っ最中であり、神社正面の駐車場は満杯💦あやめ苑の横に面した宮川駐車場に停めます

社頭です


とても勇壮な大鳥居ですね‼️

参道です

宝物殿です


手水舎です

楼門です





此方は随神なのでしょうか?


身形からすると、御祭神の像かもしれませんね

楼門内側です


此方は狛犬が安置されています

楼門は平成元年(1989)の造営になります。それまで使用されていた神門は東に移され東神門となっています

此方が東神門です

東神門内側です

此方は西門です

仮拝殿です



かつて本殿のあった場所になります




社殿東側の此方は「飛龍の藤」です



「飛龍の藤」の奥には天海僧正が母親の病気回復を祈願し植えたと伝わる檜があります


天海僧正は現在の会津美里町に生まれたと伝わり、天正六年(1571)の帰省の際の御手植えで、樹齢は450年以上になります




檜の隣には縁結びの紅葉です

此方は楼門を潜ったすぐ右手にある「薄墨桜(うすずみざくら)」で、他に同じ品種がなく、学名もアイヅウスズミと命名されています

西門側の社頭です

社号標です

正門手前の手水舎です

此方は東神門側の社頭です

社号標です



鬱蒼と茂った木々、伊佐須美神社の社叢は禁足地であったため、会津開拓以前の生態を表す自然林が保たれ、植物学的・民俗学的に貴重とされているそうです


東神門前の狛犬です



東神門前の手水舎です


此方は表参道にある菅原神社で、御祭神は菅原道真公、相殿に三十一座の神が祀られています

撫牛です




社殿です


此方は西側参道にある「白山神社(はくさんじんじゃ)」です


御祭神は白山比咩命(しらやまひめのみこと)で、合殿神として琴平神社、三峯神社が祀られています



此方は伊佐須美神社境内と隣接するあやめ苑の間に位置する「殺生石稲荷神社(せっしょうせきいなりじんじゃ)」です

御祭神は宇迦御魂之神です


那須で玄翁和尚により砕かれた殺生石は、全国3ヶ所の「高田」と名のつく地に飛来し、その一つが会津の高田(現在の会津美里町)と伝えられます


石の祟りは雷を落として火災を起こし、伊佐須美神社の御手洗である宮川を氾濫させました。そのため天保十二年(1841)に会津藩士の三村八郎の発願により稲荷神と水神をお祀りし、弘化五年(1848)に社殿が建立されました


手水舎です



社殿です


此方は東参道にある「会津大国魂神社(あいづおおくにたまじんじゃ)」です

御祭神は会津大国魂神です。伊佐須美大神を奉じ、会津の山々を巡り会津の大地を開拓した祖先の御霊たちを報恩感謝の敬意を込め会津大国魂神と尊称し、昭和五十八年(1983)にお祀りされました






境内には稲荷社と大黒様がお祀りされています

此方は楼門のそばにある「道主命神社(みちぬしのみことじんじゃ)」で、御祭神は道主命です

交通安全容頌祈者の車輌清祓が行われます

境内南側には伊佐須美神社外苑としてあやめ苑があります😊

と言うか写真をほぼ撮っていませんでした😭


御朱印は社務所でいただけます

楷書と素敵な字体での御朱印がいただけます

見開きで書かれています

此方は全国一宮専用御朱印帳に記載して頂いた楷書の御朱印です

また此方にはオリジナルの御朱印帳もあります


菖蒲が綺麗な御朱印帳です

その他摂末社の御朱印も頂けますが、次回の楽しみとしました🙂


次なる神社、蚕養國神社へ参拝の為、会津若松市へと戻ります🚗

続きは2日目その参で‼️

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