2013年6月30日日曜日

別雷皇太神(水戸市)

茨城県水戸市元山町に鎮座する「別雷皇太神(べつらいこうたいじん)」のご紹介です


御祭神は「別雷命(わけいかずちのみこと)」です

社名の通り、当社は京都の上賀茂神社こと、賀茂別雷神社を御本社とします

旧社格は村社です

御由緒として、神亀元年(724)に、常陸守の藤原宇合(ふじわらのうまかい)が勅命で蝦夷征討に向かう際、東北地方鎮護の神として京都より賀茂別雷神社の御分祀を祀ったのが始まりとされているそうです
現在の水戸地方第一の古社であり、佐竹氏や徳川氏の産土神として信仰されていき、「水戸の雷神さま」として関東一円に知られていきます
大正十三年、関東大震災復興記念として開催された東京上野の「電気博覧会」では会場鎮護の神として当社の御分祀が祀られます。閉会後は東京電気局の守護神として祀られ、当時の市電、市バスの全車両に当社の御神札が奉斎されていたそうです
太平洋戦争終戦直前の昭和二十年八月、水戸の大空襲で建造物、社宝、資料の全てを焼失してしまいます。戦後すぐに社殿等を再建しますが、昭和四十三年秋に本殿、幣殿、拝殿が新造されました
また、此方は群馬県板倉の雷電神社、つくば市の金村別雷神社とともに関東三雷神の一社とされています

 

 

さて神社です(写真は平成二十五年六月と平成二十二年二月の物が混じっています)

当社の鎮座地は水戸の市街地にあります。水戸駅からは水戸駅北口より北口通り(国道50号線)を直進し、大工町交差点を左折したすぐになります
周囲には偕楽園や千波湖、常磐神社などがありゆっくり楽しめる場所かと思います

社号標です

一の鳥居

此方が平成二十二年時の様子です

境内は綺麗に整備されています

先ずは巨大な「六福六蛙(むふくむかえる)」がお出迎えです

手水舎にもカエルがいます

残念ながら震災の影響で狛犬や灯籠は破損しています

此方は以前参拝時の狛犬です

拝殿前の様子も少し違いますね

拝殿です

三年振りに訪れてみると、当たり前ですが木々の成長も見て取れますね

神紋は「葵紋」ですが、双葉と三つ葉のものがあります。後述する御朱印には上加茂神社と同じ紋が押印されているので、正式な神紋は「賀茂葵」かもしれません

賽銭箱にもかえる様です

幣殿と本殿です

以前参拝時には「御神鶏」が放されていましたが、今回参拝時にはいませんでした

此方も以前参拝時の写真ですが、謎の石像の頭部がΣ(・□・;)今回は見当たりませんでした

ここに以前は鳥居があったんですね

此方は淡島神社で、現在でも「針供養祭」の神事が続いています

此方の電気神社は電気事業安全、電力安定供給にご神徳があるそうです

此方は聖徳養蠶神社の碑です

現在は破損してしまってますが、以前は鳥居もありました(写真は撮ってなかったですm(_ _)m)。ただ、社殿はありません。宮司さんにお聞きしましたが、前述の通り昭和二十年の水戸の空襲に遭い、詳しい資料が消失した為、過去にどのような形態であったのかは不明だそうです

此方は本社の上賀茂神社にもある「盛砂」ですが、一個だけですね。しかも読み方が「もうずな」です

参考までに上賀茂神社の盛砂です

リアル狛犬さんがいました(^o^)/

御朱印は社務所で頂けます

御朱印右上に押印されている葵紋は、上賀茂神社の御朱印に押されている「賀茂葵」と同じなので、矢張り神紋は「賀茂葵」でしょうかね?

ちなみに上賀茂神社の御朱印も一緒に貼っておきます

周囲には歴史を感じられる場所も多いので、是非ここ以外にも巡ってもらいたいですね(^o^)/

2013年6月17日月曜日

出雲大社(笠間市)

茨城県笠間市福原に鎮座する出雲大社(いずもたいしゃ)のご紹介です

当社は言わずと知れた島根県の出雲大社が本宗の分祠で、正式名称は「出雲大社常陸教会」になります
御祭神は「大国主大神」で、少彦名命とともに国造りを行い、農業、商業、医療、縁結びの神としても知られ、また大黒天として習合し、広く民間に浸透もしています

此方は平成四年の十二月四日に島根の出雲大社より御分霊をご鎮座された、とても新しい神社です
鎮座地の笠間市福原は、御由緒によると、島根の出雲大社と長野の諏訪大社を通った直線上になるご神縁の地となるそうです
また鎮座地周囲には式内社である「稻田神社」と「鴨大神御子神主玉神社」がありますが、稲田神社のご祭神は奇稲田姫命であり、出雲に深い所縁がある神社です。一方の鴨大神御子神主玉神社も、紹介ページに書きましたが、(僕の妄想の中では)出雲と関連ある神社のようです(あくまで個人の妄想です)
とまあ、この地域は元来“出雲”と所縁ある地域だったのでしょう

さて、神社です(今回の写真は平成二十三年六月と平成二十五年六月のものが混じっています)

当社は国道50号線沿いに鎮座しています
大きな「出雲大社」の標識がありますので、あまり迷わずに済むかと思います

鉄製の鳥居を潜ります

駐車場前には白の大鳥居です

遠くからでも巨大な拝殿と注連縄が目に入ります

手水舎です

狛犬も巨大で立派な作りです

拝殿です

注連縄もとても立派です。人と比較するとその大きさがよくわかります

島根の出雲大社はまだ訪れたことはありませんが、大注連縄はやはりこれ以上に凄いんでしょうかね?

ちなみに当社の大注連縄は十年に一度交換するそうで、平成二十四年に交換されています

此方が平成二十三年時の大注連縄です

神紋は「二重亀甲に剣花角」です

此方は拝殿横に鎮座している大国主大神の神像です。右掌には少彦名命が彫られています

拝殿天井には「常陸の雲」と題された天井画が描かれています

拝殿の屋根の上には金色の鷹でしょうか?拝殿前方と後方の屋根に凛々しく留まっています

本殿です

当然ですが大社造りになります

総檜造りの大社造りは日本で唯一なんだとか

此方は確認できた唯一の境内社である「龍蛇神社」です
龍蛇神は大国主大神の御使神です。出雲では十月に全国から集まる神様達を迎える神在祭で、神様のご案内をする役割を負った神様なのだそうです
梅雨だというのに強い日差しの参拝の中、木陰の参道は嬉しくなります


御朱印は社務所で頂けます

また此方にはオリジナルの御朱印帳があります

黒色の背景に、当社が色鮮やかに描かれています


島根の出雲大社、行ってみたいなぁ( ´ ▽ ` )ノ