2014年1月6日月曜日

羽黒神社(筑西市)

茨城県筑西市(旧下館市)大町甲に鎮座する「羽黒神社(はぐろじんじゃ)」の御紹介です

正式名称は羽黒神社ですが、全国の羽黒神社と区別するために下館羽黒神社とも呼ばれます

御祭神は、当初は羽黒権現を祀っていたものと考えられますが、現在は大国主命と玉依姫命となっています

御由緒として、結城氏広の家臣である水谷勝氏が下館領を与えられ、文明十年(1478)、下館城を築城した際に風水に則した街割を行ないます。文明十三年(1481)に領内安泰を祈願するため、城を中心とした鬼門・風門・天門など五つの方角に出羽三山より勧請した羽黒神社を創建(後に水谷蟠龍斎が二社創建し、七羽黒と呼ばれる)したのが始まりとされています

享保十三年(1728)、下館城主黒田直邦による本殿の大改修が行われます

昭和五年、郷社に列格します

さて、神社です

鎮座地は筑西市の中心部であり、しもだて美術館そばの台地に鎮座しています

駐車場は神社前にあります

社頭です

社号標です

一の鳥居です

一の鳥居前の狛犬です。阿の狛犬さんには思いっきり看板が被っています(⌒-⌒; )

手水舎です

拝殿前の狛犬は大正十四年十一月の奉納です

拝殿です

現在の拝殿は昭和初期のものになります

神紋は「左三つ巴」です

拝殿前には兎の像がいますが、稲葉の白兎なのかな?

朱塗りの本殿は、茨城県の重要文化財に指定されています

本殿は寛永十一年(1634)に建立、享保十五年(1730)に改修しています

神職の方に教えて頂けたのですが、本殿の虹梁が直線のものは年代が古い神社建築の特徴なのだそうで、新しくなるにつれ、海老虹梁が多くなっていくそうです

此方は愛宕神社です

元来は当社鎮座地にあった西郷谷の鎮守でしたが、羽黒神社創建後、現座地に移されています

古めかしい拝殿は、元々の羽黒神社の旧拝殿になります。現在の羽黒神社拝殿が建立された昭和初期まで使用され、その後は社務所として使用、更に社務所を新しく建てたので、愛宕神社拝殿となりました

羽黒神社本殿と同じ朱塗りの社殿です

本殿は昭和四十六年再建になっています

愛宕神社のお隣には稲荷社です

此方の日限天満宮は、羽黒神社社殿の向かって右側に鎮座しています

御祭神の大国主命の像です

前にいるのはお使いのねずみですかね?

本殿裏にも稲荷社があります
 
 

御朱印は社務所で頂けます

 

七羽黒も巡ってみたいですが、出羽神社も参拝したいなぁ(^∇^)

 

0 件のコメント:

コメントを投稿