茨城県坂東市(旧猿島町)沓掛に鎮座する沓掛香取神社(くつかけかとりじんじゃ)の御紹介です
御祭神は経津主大神(伊波比主命:いわひぬしのみこと)と軻遇突智大神になります
神社で頂いた御由緒書きによると、創建年代は不詳ですが、経津主大神の傍系孫である美計奴都加佐命が神籬を立て、祖神を祀ったのが始まりとされています
大同二年(809)に空海の巡錫があり、神社の裏側に十一面観音を勧請、弘仁元年(810)に空海が再び参社して別当香取山金乗院を建立し、社僧を置いて看行奉仕させた、とのことです。天宝七年(1836)には境内より空海作の断碑が見つかっています
天慶二年(940)、平将門公が社殿を再建、杉の木を植え神木とします
正長元年(1428)、結城氏朝により社殿の修営します
享保九年(1724)、八代将軍徳川吉宗の命による飯沼開発が行われます。その際に、この沼周りの名主及び代表者144人が神前で大願成就を祈願し、難工事も享保十三年に滞りなく竣工します。飯沼の人々は神恩に感謝し、現在の本殿を奉納しています
天保年間に愛宕神社祭神、軻遇突智大神が合祀されます
旧社格は村社に列格しています
さて、神社です
鎮座地は以前紹介した国王神社の近く、県道20号線沿いにあります
社頭です
一の鳥居です
此方の狛犬は新しいものです。眼が少年っぽいです( ´ ▽ ` )ノ
二の鳥居後ろに、もう一つ鳥居が控えます
社号標です
手水舎です。後ろには竜王の像がありました
立派な欅のご神木です
拝殿前の狛犬です
堂々とした体躯ですね( ´ ▽ ` )ノ
拝殿です
扁額には「猿島之鎮」とあります
神門は「左三つ巴」です
本殿はすっぽりと覆屋が掛かっており、姿は拝見できませんが、茨城県の重要文化財に指定されています
境内社の春名神社です
聖徳社と天満宮は二間社になっています。勝手な思い込みですが、凄く頭が良くなりそうな並びですね(^∇^)
横には臥牛の像がありました
鳥居横には庚申社と日枝社です
庚申塚もあります
御朱印は社務所で頂けます
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