2012年12月9日日曜日

八坂神社(守谷市)

茨城県守谷市本町に鎮座する八坂神社(やさかじんじゃ)のご紹介です

御祭神は素戔嗚尊、別名を牛頭天王とも呼ばれ、地域では天王様と呼び親しまれています

御由緒としては、大同二年(807)年九月二十七日に守谷町本宿天の窪の地に奉祀されたのが始まりと言われています。慶長三年(1598)に土岐山城守により現在地へ社殿を造営遷座しています。寛文二年(1662)に火災で消失、同年に堀田備中守により再建、寛文五年(1665)に再び火災で消失してしまいます。寛文十一年(1671)に酒井河内守により再造営され、元禄五年(1692)牧野備後守により大修復され、その後もいく度かの改修がされています。

明治初年に天王社から現在の八坂神社へ社号が変更されています

 

さて、神社です

神社の鎮座する守谷市は東京のベッドタウンとして近年目覚ましく発達しています。僕自身は東京などに遊びに行く時に寄る、常磐自動車道の守谷のSAぐらいしか縁がありませんでしたが、参拝時に初めて行ったら、とても大きい街でびっくりΣ(・□・;)と言うか、東京寄りの県南地域の発達具合は県央住まいには羨ましい限りです(´Д` )

神社は国道294から脇に少し入った所、守谷小学校の近くに鎮座しています

社頭です。

一の鳥居です

両部鳥居の二の鳥居です

境内です。神社は住宅街の中にあり広くはありませんが、まさに鎮守様と言うような佇まいです

立派な大木です。境内にはご神木を含め、立派な木々が聳えています

ご神木の欅は樹齢四百年と言われているそうです。何でも枝の一つが再び合わさっていることから、縁を結ぶ、夫婦和合のご利益があるとか。この写真では葉が生い茂っていて分かりませんね(^_^;)

手水舎です

狛犬は新しいものですね

と、よく見ると小さな狛犬が!しかもちゃんと一対です

拝殿です。現在の社殿は大正十四年の建立です

神紋は京都の八坂神社と同じく「左三つ巴」と「織田木瓜」ですね

扁額です

本殿の覆屋です

本殿後ろの石碑と此方には小さめの狛犬がおります

此方は神輿殿ですかね。こちらの祇園祭は北総三大祇園祭と呼ばれ、神輿にお神楽、山車の巡幸もある、とても勇壮なもののようです。また、他では類を見ない数多くの幟が立てられる事から、幟祭、とも呼ばれるそうです

こちらは境内にある「力石」です。重さは二十八貫目(105kg)程あり、持ち上げる事で、お互いに力を競い合ったのだそうです。持ち上げれば立身出世、触れば無病息災のご利益があるとか

御朱印は社務所で頂けます

 

周囲が発達して行く只中にある神社ですが、地域の人に愛されている事が窺い知れる、とても良い場所だなと感じられました( ´ ▽ ` )ノ

 

2012年12月2日日曜日

有賀神社(水戸市)

茨城県水戸市(旧内原町)有賀町に鎮座する有賀神社(ありがじんじゃ)のご紹介です

此方は延喜式神名帳に記された式内小社、『常陸國那賀郡 藤内神社』の論社になります

御祭神は経津主命と武甕槌命、配祀神として少彦名命、月読命となっています

御由緒として、創建は貞観元年(859)、那珂国造建借馬命によって創祀されているそうです。創建当初は郡西の要地藤内に鎮斎し藤内神社と尊称していたそうです。天正十八年(1590)に塚原城の兵火の類焼にかかり、翌十九年に現在地へ遷し鹿島明神と改めています。明治六年に青木神社を合祀し村社へ列格、同十年に有賀神社と社号を変更、同四十二年に末社疱瘡神社を合祀しています。

この建借馬命と言う方は、以前に紹介した水戸市飯富の大井神社の御祭神でもある方です。建借馬命が那珂国造に任じられたのは成務朝(131-190)の頃であり、水戸の愛宕山にある「愛宕山古墳」が建借馬命の墓であるとの言い伝えもあり、実際の当社の創建はその子孫の那珂国造なのでしょうかね?あるいは伝わるものよりずっと古い創建なのか?夢は膨らみますね( ´ ▽ ` )ノ

ちなみに同じ式内社『藤内神社』の論社である水戸市藤井の藤内神社も、御祭神は経津主命です。同じように社殿炎上の歴史がありますが、再建後の社号変更では『香取明神』になっています。一方の当社は経津主命と武甕槌命を祀って、社殿炎上後に『鹿島明神』となっています。この辺りは何か意味があるのか…と考えましたが、ちょっと情報が少ないヽ(´o`;それより何より参拝してその神社の空気を感じていくのが一番ですし、周囲の氏子さん達にとっては神社の存在自体が重要なのですよねヾ(@⌒ー⌒@)ノ

当社は子どもの夜泣き・かんの虫にご利益があるといわれ、虫きりの神様として有名です。また、毎年11月11日には、御神体が以前に紹介した大洗町の大洗磯前神社へ渡御する「磯渡御」が行われています。大洗磯前神社のHPによると、『有賀さん(有賀神社)は大洗さまの側室の娘さんで、気立てがよく1年に1度親孝行のためにおみやげをたんと持って大洗に里帰りしてくるというのです。』とあります。この日は大洗磯前神社では『有賀祭』として、虫きり・虫封じの為に赤ちゃんや小さい子供を連れた人々で賑わうそうです

これは是非見なくてはと意気込んだものの、何故か日付を勘違いして普通の参拝になってしまったのは苦い思い出です(^_^;)来年こそは行くぞ(^O^)/

さて、神社です。(写真は平成二十四年六月のものになります)

場所は国道五十号、茨城県内でも有数の巨大さを誇るイオンショッピングモールから少し北上した場所にあります。少々入り組んだ細い路地に入りますが、途中途中に標識があるので迷わず行けるかと思います

神社前にはうどん屋さんがあります。美味しいんでしょうか、お昼時はこのうどん屋さんへの車がかなりひっきりなしにくるので、車での参拝時には注意した方が吉です

一の鳥居です

鳥居そばの石碑には『平成の内原十景 有賀神社としだれ桜』とあります。しだれ桜で有名なのですね

参道脇には木々が迫り、森に抱かれるように境内へと向かいます

神社にはいくつもの巨木があり、暫し見惚れてしまいます

二の鳥居です

これは神池になるんでしょうかね?

神池横の境内社です

手水舎です。

石段上の赤い灯籠が一際目に付きます

境内です

拝殿前の狛犬です。何処となく笑顔に見えてユーモラス( ´ ▽ ` )ノ

拝殿です

神紋は「左三つ巴」と「菊花」ですかね。神社名鑑には「二つ巴」と書かれてましたが、見当たらなかったです。誤植かな?

扁額の文字は掠れてよく分からないですね

本殿です

小振りな流造の本殿ですが、立派な彫刻が施されています

此方は本殿向かって左手の境内社です

本殿後方の左右にも境内社が鎮座しています

此方は拝殿向かって右手に鎮座する境内社です

境内社は社名が書かれていませんが、稲荷社、諏訪社、熊野社、湯殿社、八坂社、淡島辯天社、三十ニ神、天満宮があるそうです

此方は神輿殿でしょうか?中は窺えませんでした

 

御朱印は社務所で頂けます

宮司さんはお忙しいようで、御朱印をいただく時には事前連絡が無難なようです

 

来年の「磯渡御」、今度は事前にちゃんと日付を確認して見るぞぉ(^-^)/