伊勢の旅、続きです!
伊射波神社参拝後、まだ夕方ちょっと前なので、次の目的地へと向かい、途中の休憩に寄ったコンビニの駐車場でまさかの爆睡(゚д゚)!空が真っ暗でしたorz
考えてみれば前日昼前から行動して、茨城県から三重県の長距離ドライブ、そこからノンストップでのお伊勢巡りまでして、疲れない方がおかしいわけで・・・もう、若くはないのか( ゚Д゚)y─┛~~
と言う事で、次なる目的地はもう一つの「天照大御神の遙宮」、瀧原宮(たきはらのみや)です
「瀧原宮」は皇大神宮の別宮で、同じく別宮である「瀧原竝宮(たきはらならびのみや)」が御殿を並べて鎮座しています
御祭神は両宮とも「天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)」になります
また此方は、延喜式神名帳に記された式内大社でもあります
御由緒として、倭姫命が天照坐皇大御神を奉戴して、宮川下流の磯宮から上流へ鎮座地を求めると、「大河の滝原の国」と言う美しい土地があり、其処に新宮を建てたのが瀧原宮の起源だそうです
その後、御神意により鎮座地は現在の五十鈴川へとなりましたが、御遷幸後も皇大御神を奉斎して現在に至る、との事です
大鳥居手前には、道の駅奥伊勢木つつ木館があります。神社は此処から600mほど先です
社頭です
奥伊勢と呼ばれる自然溢れる場所、早朝参拝は清々しい空気が満ちています
昭和三十四年の伊勢湾台風では、内宮外宮ともに神宮杉と呼ばれる杉の巨木の多くを失いましたが、瀧原宮は被害が小さかったため、杉の巨木が多く残っているんだそうです
神宮杉の参道を歩いていきます
参道途中には御手洗場があります
規模こそ違いますが、内宮の御手洗場に似ています
後から「参拝のしおり」を読むと、瀧原宮宮域は、その地勢が皇大神宮と極めて良く似ており、皇大神宮の雛形のようだと言われているのだそうです
清流に手を差し入れると、身が清められた気がします
近くに滝があるのでしょう、せせらぎの中に水の弾ける音が交じり合い、とても良い雰囲気です
御本殿と所管社です
平日の早朝だというのに、氏子さんなのでしょう、境内の清掃を行なっていました
瀧原宮御本殿です
瀧原宮向かって左手の此方が瀧原竝宮です
東側の一段高い地には、所管社の若宮神社と長由介神社(ながゆけじんじゃ)があります
若宮神社です
長由介神社には川島神社が御同座鎮座しています
若宮神社には若宮神が、長由介神社には長由介神が、川島神社には川島神が祀られていますが、詳細は不詳なのだそうです
若宮神社横の此方は「御船倉(みふなぐら)」です
御船倉を持つ別宮は当宮だけだそうです
御船倉の中には御船代が納められているんでしょうか?
若宮神社の更に東側には、新しい御殿の造営を待つ古殿地が広がります
と、この参拝の時には何か他の別宮とは違うなぁと思った程度で、何が違うのかがわかりませんでしたが、後から写真を見た時に分かりました
敷地の高さが違うのです
他の別宮に限らず、外宮や摂社末社も、自分が参拝できた所では、すぐ横の、同じ高さの場所に古殿地があるのに、此処は高さが違うんですよね
しかしもう一つ、敷地の高さが違うのが内宮でした。単に敷地の問題なのか、それともなにか意味があるんでしょうか?
御朱印は宿衛屋で頂けます
さて、この後、次の目的地は足を伸ばして多度大社に決めていたのですが、前日に御朱印を頂く約束をしていたため、一度鳥羽市の伊射波神社へ
その途中、田んぼの中にあまりにも気になる何かがΣ(・∀・;)
ナビで見るとどうやら神社であるらしいので、これも何かの縁だと、田んぼの中に出現した何かの元へ!
何と、皇大神宮摂社であり、伊勢國式内社でもある「朽羅神社(くちらじんじゃ)」でした!
社頭です
はっきりとは読めませんが、「朽羅神社」と書かれており、社号標なのでしょう
手水舎は何だか趣があります。ただ、中の水は気温のせいでしょう、カラカラでした(^_^;)
本殿です
小さくとも神宮摂社、厳かな佇まいです
この後、無事伊射波神社の御朱印を頂き、目指すは桑名市の多度神社です
と言う事で、多度神社はまた次回ということで、今回は此処までですm(__)m
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