2016年5月24日火曜日

鹿島香取神社(水戸市)

水戸市青柳町に鎮座する、「鹿島香取神社(かしまかとりじんじゃ)」のご紹介です。
御祭神は鹿島の大神である武甕槌命、香取の大神である経津主命を祀っています。
御由緒として、創建年代は明らかではないとのことですが、皇紀七百四十二年(西暦82年)、日本武尊の東征の折に、青柳の地に鹿島香取の二神を奉斎し戦勝を祈念したと伝わっています。
大同二年(807)、社殿を改築し鹿島香取大神社と報称、鎮祭の儀を行います。
時代が下り大掾国香が水戸城築城にあたり、城の乾位に当たるということで国家安泰、居城安全の守護神として毎年奉斎したとの事です。後に水戸を治めた佐竹氏もまた同じように篤く崇敬します。
康平三年(1060)には源頼義が奥州征討の道すがらに戦勝を祈願し神器神宝を寄進しています。
中世から江戸時代までは時運の変遷により神域の異動などもあったようですが、江戸時代に入ると歴代水戸藩主の崇敬を受けていきます。特に徳川光圀公の崇敬は厚く、今も伝わる宝物「鮑貝の杯」を献じています。また、徳川斉昭公は鎮座地の風光を賞し、境内の一角に水戸八景の一つである「青柳夜雨」を選定します。
明治六年に村社に列格し、郷社に申請中、終戦を迎えます。
当初の鎮座地は不明ですが、度重なる那珂川の大洪水で3回後退し、寛永十三年(1636)に遷宮の儀があり、享保十一年(1726)に現在地に遷座しています。


さて、神社です。今回の写真は平成二十四年十月と平成二十八年五月のものを使用しています。

神社の鎮座地は国道349号線沿い、那珂川に掛かる「万代橋(よろずばし)」のそばになります。
一の鳥居です。
社号標です。
手水舎です。
平成二十四年参拝時には境内はまだ東日本大震災の爪痕が残っていました。
今は綺麗に修繕されています。なんだかこういう姿を見ると嬉しくなりますね(^∇^)
二の鳥居です。
拝殿です。
神紋は「右三つ巴」ですね。
扁額です。
本殿です。
此方は摂社の羽黒神社です。
向かって左から冨士神社、伊勢神社、天満神社です。
神馬社です。
御朱印は社務所で頂けました。

御由緒で書いた通り、境内地の一角に水戸八景の「青柳夜雨」の石碑があります。
雨の夜にも訪れてみたいですね( ´ ▽ ` )ノ

2016年5月23日月曜日

鹿嶋三嶋神社(那珂市)

茨城県那珂市後台に鎮座する「鹿嶋三嶋神社(かしまみしまじんじゃ)」のご紹介です。
御祭神は武甕槌命と大山祇命を祀っています。

御由緒として、創建は和銅年間(708-715)とされています。当初は村内に鹿嶋明神、三嶋明神、駒形八幡神社、若宮八幡神社が4カ所に分祠されていました。
時代が下り天和三年(1683)、水戸藩主徳川光圀公の命により現在の鎮座地に四社を合祀します。更に元禄九年(1696)、光圀公の命により鹿嶋名神・三嶋明神と駒形八幡神社・若宮八幡神社を分霊、合祀し末社とします。そして鹿嶋明神・三嶋明神の二神を祭祠し、社名を鹿嶋三嶋神社として一村の鎮守としたということです。

さて、神社です。
     鎮座地は国道349号線と並走する太田街道沿い(旧349号線)になります。一本道の途中で鳥居と案内板が見えるので、迷わず行けるかと思います。
と、ここで気付きましたが、入口の写真を撮っていないことに気づきました∑(゚Д゚)と言うことで他の方のブログなどを参考にして頂けるとm(_ _)m此方の入り口、鳥居をくぐった先に駐車場があるのですが、あまり大きい車では通り抜けできないかもしれませんのでご注意を!
さてさて、此方が二の鳥居です。
杉に囲まれた境内はそう大きくはありませんが、玉砂利が綺麗に敷き詰められ、素朴な鎮守様と言う佇まい。落ち着くなぁ( ´ ▽ ` )ノ
手水舎です。
拝殿です。
神紋は「左三つ巴」ですね。
扁額です。
虹梁が真っ直ぐです。以前に聞いた話では、これは古い建築様式なのだとか。実際に此方では修造を繰り返して同じ社殿を使用しているということを宮司さんが仰っていました。
本殿は神明造です。
本殿には「麻」紋が刻まれていますが、これも神紋なのかな?
本殿真後ろには御神木である「二本で一本杉」が聳えます。
一本の幹から二本になった杉の巨木は、御神木に祈願をした後に祈願が成就したと言う事が多く、現在では病気平癒や縁結び、良い人間関係などの御神徳があるとかないとか。この日もGWのど真ん中でしたが、前日にはこの御神木に祈願する為、北海道からの参拝者があったそうです( ´ ▽ ` )ノ
昭和五十二年にこの巨木に落雷があり、北側の杉が炎上した事があったそうです。しかし神社は無事で、御神木も未だ元気に聳えております^ ^
此方は境内社の小原神社、八幡宮、金刀比羅神社です。
此方は何社なのかな?
招き猫がおりました(^ ^)
此方も何社かは分かりませんでした。
社殿左奥、かなり破損の激しい此方は駒形八幡神社・若宮八幡神社です。
ずいぶん古いものに見えますが、彫刻は小さい社殿でありながら立派だなぁと。
そして後から宮司さんに話を聞くと、この社殿は応永年代(1394-1427)のものである事が、東日本大震災で破損した時に判明したそうです。
末永く残ってもらいたいですね( ´▽`)


御朱印は社務所でいただく事ができます。

また、宮司さんには非常に良くしていただいて、前述の八幡神社の話や、御神木の話を色々聞かせていただいただけではなく、御本殿を間近に見せて頂いたり御神木に触れさせて頂くなど貴重な体験をさせていただけました( ´ ▽ ` )ノ

またゆっくりと参拝したいなぁと感じさせてくれる神社さんでした(^∇^)