2013年7月27日土曜日

いざ、伊勢の旅!!その肆

伊勢の旅、続きです


まだ一日目なんですよねぇ^_^;

兎も角行ってみましょう!

二見興玉神社を後にして、次の目的地を内宮の別宮である「伊雜宮(いざわのみや)」にして、鳥羽方面へいざ出発!!したはずなのですが、この時点でガソリンが底を突き、ヘタレな自分は、見知らぬ土地であるかも分からぬガソリンスタンドを探すのは愚の骨頂と、内宮まで戻るという更なる愚の骨頂を披露します
だってガソリン切れ、怖いんですもん

何はともあれ伊勢市内でガソリン補給後、一路志摩市へ

そしてここで、ウルトラC級の荒技、道を間違える発動!伊勢志摩スカイラインへと誘われてしまいました( ´ ▽ ` )ノ何てこった

何だかやるせなくなったものの、奇跡が起こります!知らずに走っている山は、朝熊山なんですね
「伊勢へ参らば朝熊を駆けよ、朝熊駆けねば片参り」と伊勢音頭に唄われる、伊勢神宮の鬼門を守り、伊勢神宮の奥の院といわれる金剛證寺があるんです

「金剛證寺(こんごうしょうじ)」は、天長二年(825)に、空海により真言密教道場として堂宇が建立されます。その後、応永年間(1394~1427)に、鎌倉建長寺五世の東岳文昱により再興され、その際に禅寺に改められ、現在は臨済宗南禅寺派のお寺となっています

御本尊は「福威智満虚空蔵大菩薩(ふくいちまんこくぞうだいぼさつ)」で、日本三大虚空蔵菩薩の第一位なのだそうです

立派な仁王門を潜ります

池には綺麗に蓮の花が咲いています

二見興玉神社でいっぱい出会ったカエルですが、此方はリアルな蛙さんです

本堂です

朱け塗りの立派なお堂です

御本尊は秘仏で、伊勢神宮の式年遷宮翌年に御開帳があるということで、次は平成二十六年のようです

此方は奥の院へと繋がる「極楽門」で、数多くの巨大な卒塔婆が林立しています


金剛證寺には見所も多いですが、やはり自分的に一番インパクトがあったのは此方です

おちんこ地蔵!!


子宝を授けて下さる御利益があるようです

御朱印は本堂護摩殿で頂けます


また此方ではオリジナルの御朱印帳が頂けます

金剛證寺から五分ほど走ると山頂展望台です

鳥羽市の離島などが見え、中々の展望でした

 

さて、ここから今度こそは「伊雜宮」へ向かいます

「伊雜宮(いざわのみや)」は皇大神宮(内宮)の別宮で、古くから「天照大神の遙宮(とおのみや)」と呼ばれています。また、「イゾウグウ」や「イソベさん」とも呼ばれているようです

御祭神は「天照坐皇大御神御魂」です

御由緒として、皇大神宮御鎮座の後、倭姫命が御贄地(みにえどころ:皇大神宮の御供物を採る所)を定める為、志摩国を御巡幸の際に、伊佐波登美命(いざわとみのみこと)が出迎え、この地に当宮を創建し、天照大神の御魂をお祀りしたと伝わっているそうです

また此方は延喜式神名帳に記された志摩國答志群の式内大社、粟嶋坐伊射波神社の比定社で、志摩國一の宮でもあります

社頭です

一の鳥居を抜けた境内はそう大きくありませんが、静謐に満ちた空間です

いえ、蝉はけたたましかったですけどね^_^;

伊雜宮本殿です

宿衛屋すぐそばの木は、物凄く素敵な根っ子ですねΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

伊雜宮のすぐ南側には大きな御神田があります

此処では毎年六月二十四日に「磯部の御神田(いそべのおみた)」と呼ばれる御田植祭が行われます。これは国の重要無形文化財であり、下総の香取神宮、摂津の住吉神社と並んで、日本三大御田植祭なのだそうです

伊雜宮の御朱印は宿衛屋で頂けます

今回は此処まで、その伍に続きますm(_ _)m