2014年3月8日土曜日

三所神社・八坂神社(笠間市)

茨城県笠間市笠間に鎮座する「三所神社(さんしょ、さんじょじんじゃ)」「八坂神社(やさかじんじゃ)」の御紹介です。
まず三所神社です。
御祭神は大国主大神、事代主大神、三穂津姫大神、建御名方大神、火之迦具土大神になります。
御由緒として、貞観元年(859)に三穂津姫大神を奉斎したことに始まります。鎌倉時代に入り、宇都宮城主藤原朝綱の次子藤原時朝が笠間城主となり笠間へ移住します。建保三年(1213)に、宇都宮二荒山神社主祭神である大国主大神の御分霊を遷し、本殿三社を建立します。本殿中央に大国主大神、左脇宮に事代主大神、右脇宮に三穂津姫大神、建御名方大神、火之迦具土大神を祀り、三社大明神と総称し、明治まで笠間城下総鎮守として歴代笠間城主や領民から崇敬を集めます。
創建から幾度かの社殿の修復を行いますが、文政二年(1819)火災で社殿が焼失してしまい、同年に再建されます。この時、創建以来三社あった本殿を一社として内陣に三社を祀ります。それまで三社大明神、三社神社としていたのを、三所大明神と改称します。
明治六年に村社へ列格します。


続きまして八坂神社です。
御祭神は他の八坂神社と同様、素戔嗚尊になります。
社伝によると貞観年中の創立になります。当初は宇都宮領下野国小貫郷天王森に鎮斎されていましたが、前述の藤原時朝が笠間に移住後、建長六年(1254)笠間城下石井の天王塚に遷座します。天正二年(1574)六月になると三所神社内に遷宮します。さらに時代が下って慶安二年(1649)、現在の鎮座値に遷座します。
此方の八坂神社は古来より常陸國三天王(一の矢天王、水戸の天王、笠間の天王)の一つとされていました。明治二年までは、毎年霜月中酉の日に新嘗大祭を行い、祭礼中には、同じ笠間市内稻田神社までの渡御神事があったそうですが、明治二年以後は行われていないそうです。
明治七年に村社へ列格します。


さて、神社です。

先ずは三所神社の御紹介です。

笠間稲荷神社の東側を走る道路沿いに神社入口があります。
三所神社社頭です。
狛犬ではなく、大黒様と恵比寿様が出迎えてくれます。

境内は広々としています。
拝殿です。
扁額です。
神門は「左三つ巴」ですが、中には「右三つ巴」もみられます。
本殿です。
華美な装飾ではなく、しかし確りとした彫刻が施されています。
此方は境内社の愛宕神社です。
立派な覆屋の中には、横並びに三社ありますが、全部愛宕社なんでしょうか?
王子稲荷社です。
境内からの笠間市街地の眺めです。

続いては八坂神社の紹介です。
三所神社拝殿には八坂神社への案内地図がありますので、参考にして下さい。
三所神社入り口のある道路を少し南下します。
Google Map上では「三所神社」表記になっていますが、此処が八坂神社になります。三所神社管理の神社で混同されているんですかね?
八坂神社社頭です。
手水舎です。
狛犬です。
拝殿です。
扁額です。
神紋は「左三つ巴」です。
本殿は覆屋に覆われていますね。
境内社の三日月神社です。

御朱印は八坂神社社務所でいただけます。

三所神社と八坂神社を合わせた御朱印になりますね。

周囲は笠間稲荷以外にも、笠間城跡や焼き物の町としても有名なので、ゆっくり散策して見てください^ - ^