茨城県守谷市本町に鎮座する八坂神社(やさかじんじゃ)のご紹介です
御祭神は素戔嗚尊、別名を牛頭天王とも呼ばれ、地域では天王様と呼び親しまれています
御由緒としては、大同二年(807)年九月二十七日に守谷町本宿天の窪の地に奉祀されたのが始まりと言われています。慶長三年(1598)に土岐山城守により現在地へ社殿を造営遷座しています。寛文二年(1662)に火災で消失、同年に堀田備中守により再建、寛文五年(1665)に再び火災で消失してしまいます。寛文十一年(1671)に酒井河内守により再造営され、元禄五年(1692)牧野備後守により大修復され、その後もいく度かの改修がされています。
明治初年に天王社から現在の八坂神社へ社号が変更されています
さて、神社です
神社の鎮座する守谷市は東京のベッドタウンとして近年目覚ましく発達しています。僕自身は東京などに遊びに行く時に寄る、常磐自動車道の守谷のSAぐらいしか縁がありませんでしたが、参拝時に初めて行ったら、とても大きい街でびっくりΣ(・□・;)と言うか、東京寄りの県南地域の発達具合は県央住まいには羨ましい限りです(´Д` )
神社は国道294から脇に少し入った所、守谷小学校の近くに鎮座しています
社頭です。
一の鳥居です
両部鳥居の二の鳥居です
境内です。神社は住宅街の中にあり広くはありませんが、まさに鎮守様と言うような佇まいです
立派な大木です。境内にはご神木を含め、立派な木々が聳えています
ご神木の欅は樹齢四百年と言われているそうです。何でも枝の一つが再び合わさっていることから、縁を結ぶ、夫婦和合のご利益があるとか。この写真では葉が生い茂っていて分かりませんね(^_^;)
手水舎です
狛犬は新しいものですね
と、よく見ると小さな狛犬が!しかもちゃんと一対です
拝殿です。現在の社殿は大正十四年の建立です
神紋は京都の八坂神社と同じく「左三つ巴」と「織田木瓜」ですね
扁額です
本殿の覆屋です
本殿後ろの石碑と此方には小さめの狛犬がおります
此方は神輿殿ですかね。こちらの祇園祭は北総三大祇園祭と呼ばれ、神輿にお神楽、山車の巡幸もある、とても勇壮なもののようです。また、他では類を見ない数多くの幟が立てられる事から、幟祭、とも呼ばれるそうです
こちらは境内にある「力石」です。重さは二十八貫目(105kg)程あり、持ち上げる事で、お互いに力を競い合ったのだそうです。持ち上げれば立身出世、触れば無病息災のご利益があるとか
御朱印は社務所で頂けます
周囲が発達して行く只中にある神社ですが、地域の人に愛されている事が窺い知れる、とても良い場所だなと感じられました( ´ ▽ ` )ノ
0 件のコメント:
コメントを投稿