2013年3月26日火曜日

東照宮(水戸)

茨城県水戸市宮町に鎮座する「東照宮(とうしょうぐう)」のご紹介です

主祭神は日光の東照宮と同じ、東照公である徳川家康公で、水戸藩初代藩主である徳川頼房公を配祀しています御由緒として、元和七年(1621)に家康公の十一男である頼房公が、父を祀るために景勝地である霊松山に創建したのが始まりとされています。当初は中央に東照大権現、左に山王権現、右に摩多羅神が祀られ、「三所権現」と称されていました。元和十年に、二代将軍秀忠公の霊屋が建てられると、以降は歴代将軍の霊が相殿神として祀られていきます鎮座地名は元禄十二年(1684)、水戸藩二代藩主光圀公により「常葉山(ときわやま)」と改められます天保十四年(1843)九代藩主斉昭公はそれまで行なっていた仏祭を廃止し、仏教色の強かった配神二座を除き、神道による祭事に改めます明治四年に郷社、同八年県社に列格します。昭和十一年には当社を創建した頼房公を配祀します昭和二十年八月二日の空襲により、社殿及び建造物は焼失してしまいます。終戦後、昭和三十七年に現在の社殿以下竣工し、遷座祭が執り行われます。

昭和四十一年、別表神社に指定されます

さて、神社です

当社の鎮座地は、水戸駅北口から徒歩五分ほどの場所にあります入口は南側と東側の二つあります

此方が南側の入り口です

細い道沿いにある為か、あまり目立たないかもしれません

こちらが東側の入り口です

駅北の大通りに面しているので、此方の方が目立ちます

車で参拝の方は東側の入り口、鳥居をくぐって境内まで向かい、境内に隣接するように駐車場があります

以前は神社の下に映画館があり、小学生の頃によく夏休みの東宝映画を見に行ったもんですが、現在は駐車場になってしまいました。時代を感じます(T_T)

石段手前にも社号標です

二の鳥居です

鳥居を抜けた横にある此方は、「常葉山時鐘(ときわやまじしょう)」で、水戸城の時刻を告げる為に使用された銅鐘です

朱舜水の銘と序が刻まれているそうです
社殿奥、写真の左奥が駐車場になります

綺麗な境内です

手水舎です

狛犬です

拝殿前には立派な神門です

拝殿です

神紋は勿論「三葉葵」

巨大な紋所ですね

本殿です

写真だとよく分かりませんねσ(^_^;)

境内社の天満宮です

同じく境内社の稲荷神社です

此方の銅製の灯籠は、頼房公が父親である家康公の三十三回忌に奉納した物です

境内の中でも目立ちますね

境内には他にも、徳川斉昭公が考案した日本最古の戦車である「安神車」があったりします

御朱印は社務所で頂けます

此方は平成十九年に頂いた御朱印です

 

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