世間がGW、家でだらりと過ごしててもしょうがないので、少しはGWらしいことをしてみようと、千葉県は南房総まで行ってきました(^∇^)
何故南房総?何と無く、果てを見たかったので!
と言う事で、あまり深くは考えず、取り敢えず一日かけて房総半島の突端まで行って、その途中にある神社を参拝してこようと、そんな感じの旅です^o^
無計画性は相変わらずなので、読んでて、そこ行ったのにこっちはいかないんだとか、そう言うのは考えず、生温かい目で読んでくださると助かります(・ω・)ノ
自宅の鉾田市を出たのが朝七時半ぐらい、まあ10時ぐらいには館山市に着けるかななんて思ってましたが・・・甘い!甘過ぎた!!200kmって、遠いですよね( ̄▽ ̄)何故ナビに距離と時間が出た時点で気づかないのか?そんなこんなで本日最初の神社です。
千葉県君津市大井戸の諏訪神社です^o^館山自動車道を君津ICで降り、そこから鴨川市方面を抜ける最中、道から大きな鳥居が目に入り、これは何かあるとピンときての参拝です(^∇^)御由緒として、創建は暦応四年(1341)、上総國周淮症秋元郷小糸作領主源朝臣盛澄の創建と言われているそうです。
旧社格は村社になります。
御祭神の記載などは見られませんでしたが、諏訪神社なので建御名方神になるかと思われます。
さて、神社です。
社頭です。
社号標です。
二の鳥居です。で、一の鳥居は前述した大鳥居なのですが、写真撮ってませんでしたorz
と、此処で凄い出会い!
こんなに素晴らしい狛犬さんです(≧∇≦)
奉納は安政五年(1858)、世間では日米修好通商条約を始め各国との条約が結ばれ始め、徳川将軍の代替わりがあり、安政の大獄が開始されています。まさに激動の幕末が始まろうとする年。
しかしこの狛犬さんは、あまりにも牧歌的ですね(^∇^)お母さんのお乳を飲んだり、背中で眠ったり、悪戯をしそうな所をお父さんに諭されているような姿に見えたり。奉納した人々の、世の安寧を願う気持ちを代弁しているように思えます。
手水舎です。
拝殿です。
龍の木鼻になるのかな?
朱塗りの本殿はどっしりとした造りです。
境内社です。
向かって左から、菅原神社、天王社、稲荷神社です。
可愛らしい人形が微笑ましいです^o^
まさに村の鎮守様の佇まい、とても嬉しい出会いのあった神社さんでした(^∇^)
この後、結構凄い山道を抜けて鴨川市に突入、お昼ちょうどに天津神明宮に到着です(・ω・)ノ
千葉県鴨川市天津に鎮座の「天津神明宮(あまつしんめいぐう)」です。
御祭神は伊勢神宮と同じく、天照皇大御神、豊受大神を祀り、合わせて、八重事代主神、大山祇大神、他七柱の神様を合祀しています。
御由緒書と境内案内板を参考に御由緒を紹介すると、国譲りの後に天孫へ国土を譲った事代主神は、海路で当地に遷り、東方鎮護の神として鎮座されたので、人々は「庤(もうけ)大神」「庤明神」と尊称していったのが始まりとされています。その後、治承四年(1180)に石橋山の戦いに敗れた源頼朝が安房に落ち延びた時、伊勢神宮に源家の再興を祈念し、祈願成就の暁には安房国に御厨一処を寄進すると礼誓します。寿永三年(1184)、宿願が成就し、鎌倉で天下平定の後、当地に伊勢より迎えた神霊と、当地に祀られていた庤大神とを相殿に祀り、それより「房州伊勢の宮」として仰がれるようになります。また、寿永元年(1182)、頼朝の妻である北条政子が安産を祈願する為、奉幣使を遣わします。その時に出産したのが鎌倉幕府二代将軍、源頼家になります。旧社格は郷社です。
さて、神社です。
神社はちょっと細い路地を入ります。特に国道128号線をくぐるように細い路地へ入るので、注意が必要かもしれません。
社号標です。
一の鳥居がこの時には分からず、写真に撮ってませんでしたorz何処にあったんだろう?
二の鳥居です。
此方では伊勢神宮の式年遷宮にならって、一の鳥居、二の鳥居を建て替える「式年鳥居木曳祭」が斎行されています。次は平成二十七年八月二十二日、二十三日、二十四日だそうです。
とてもきれいな境内です(^O^)
手水舎は参拝時工事中でした。
此方に仮手水舎がありましたが、何だかとても風流な手水舎ですね(^^)/
さて、此方の神社でもまた素敵な狛犬さんとの出会いがありました(^^)
奉納は安政三年(1856)だそうで、先ほど参拝した諏訪神社の狛犬さんよりも先輩ですね。
境内は社殿含めとても新しいのですが、その社前を守るのが歴史ある狛犬だと、何だか嬉しいですヽ(^o^)丿
拝殿です。
扁額です。
神紋は伊勢神宮と同じく「花菱紋」のようですが、社殿には彫られていたりはしないようです。見つけられなかっただけかな?代わりに菊紋や三つ巴紋が見受けられます。
拝殿側から境内の一枚です。
本殿は神明造りです。
此方は境内社の春日社です。
手水舎後ろの此方は長神社です。八幡神、稲荷様、山神様、他多数の神様を祀っています。
舞台の前には力強い言葉の書かれた絵馬が掲げられています。
写真では小さくて分かり辛いのですが、石碑前方に位置する石宮は「孫釣大明神祠」です。祀られているのは斉藤定七翁という人物で、孫釣の漁法を考案し、この地に多大な恩恵をもたらしたじんぶであるということです。
神社の東側には、なぎなみ山への登拝口です。頂には伊邪那岐大神、伊邪那美大神を祀る「諾冉神社(なぎなみじんじゃ)」が鎮座していますが、この時期はヤマビルが凄いというのと、山登りをする格好ではなかったので次回の楽しみにしておきます(^^)
境内西側の一角の此方は、御神木である千葉県指定天然記念物の「まるばちしゃの木」です。何だか聞き慣れない名前の木ですが、亜熱帯性の植物で、日本では沖縄・九州などの海岸山地に稀に自生しているそうです。神社のある鴨川市はその北限になるそうです。
昔から「なんじゃもんじゃ」という呼び名で親しまれた木で、ここまで大きい物は中々見られないそうです(^^)/
御朱印は社務所で頂けます。
また、此方ではオリジナルの御朱印帳も頂けます。
華やかなデザインは宮司さんのデザインだそうで、これだけでなく、多くのお守りやその他頒布品のデザインも手がけており、是非見て頂きたいです
御朱印の間に挟む半紙も、宮司さん手書きのお言葉書きです(⌒▽⌒)
取り敢えず今回は此処まで、次回に続きます(・ω・)ノ
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